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アプリマガジン創刊から3カ月。レビュー中のモノを含めると、それなりの数のゲームに触れてきた本誌レビューアーたち。そこで、レビューアーを代表して小銭、パシリ、イージーのお三方にお集まりいただき座談会を決行! この3カ月間を振り返るとともに、面白かったタイトルはもちろん禁断のクソゲー話まで、ストレートレビューでは書ききれなかった本音をぶちまけてもらった。

3カ月間ゲーム漬になったからこそ飛び出す本音の嵐!?

小銭大王(以降、小銭)「この3カ月間を振り返ってみると、とにかく忙しかったの一言かな」
イージー鈴木(以降、イージー)「毎日、ゲーム漬けってかんじ。電車の中でズゥーッとゲームやるようになったもんね」(苦笑)
小銭「まぁ、基本的にゲーム好きなメンバーしかいないから、苦痛って思っているやつはいないんじゃね? 一人を除いてはね」
パシリ渋谷(以降、パシリ)「なんか意味深な発言ですね。まるでゲームをするのが苦痛なレビューアーがいるような言い方じゃないですか!?」
小銭「つーか、お前のことだよ!!」
パシリ「エッ!? オイラッスか???」
小銭「怒涛のRPG連続レビュー、途中で投げ出したじゃねーか」
イージー「確かに、棄権したな」(笑)
パシリ「だって、マジで目がやばかったんですもん……」
小銭「はい、はい。言い訳は聞きたくないわ」
イージー「小銭ちゃん、恐え……」
パシリ「……」
イージー「まぁ、今後は泣き言はなしってことで。ところでさ、皆が印象に残ったゲームって何?」
小銭バイオハザードマーセナリーズだな。何がしたかったのかさっぱりわからん」
パシリ「印象って、いきなり悪いほうの印象ですかッ!!(汗)」
イージー「俺もさっぱりわからなかったな。マルチプレイを楽しもうにも人(他のプレイヤー)がいねー! て状況だったもんな」
パシリ「そうですね。ほんとに意味がわかんないゲームでしたよね。対人メインのコンテンツなんだからユーザーを集めることが最優先だと思うんですけどね。ゲームのクオリティーが高いならまだしも、あのレベルでクライアントに金払うんすか? て感じ。あっ、生意気いってすみません」(ぺこぺこ)
小銭「たしかに、ユーザー数を確保する企業努力はしてほしかったよね。450円で販売(リリース記念価格)されたけど、ここは115円でやるとか、それこそ最初の1カ月は無料でプレイ可能とかにしてほしかったかも」
パシリ「もしくは、クライアントは無料にしてアイテム課金にすれば、まだ人がいたかも……」
小銭「TPSだし、アイテム課金は難しいだろ。MMOならまだしも、対人メインのコンテンツでリアルマネー使ったやつが強くなっちまうのは……」
パシリ「装備規制部屋とかを設けて逃げる方法はあったんじゃないかと……」
イージー「なるほどね」

小銭「マルチプレイにチームプレイってあるじゃん。これさ最初はチーム組んでゾンビの集団から逃げ出す協力プレイだろうと思ってたのよ。いざはじめてみたらPC(他のプレイヤー)からペチペチ攻撃されててさ。こいつ敵かよ! みたいな。(苦笑) ゾンビはいるは、PCはいるわで、なんじゃこりゃって感じ」
イージー「俺もそう思った。お前かよ! みたいな。物陰からペチペチ撃たれてさ……味方かと思ったらお前は敵かよ!! みたいな。まぁ。製作者にはマニュアルキチンと読めよ! って突っ込まれそうだけど」(笑)
パシリ「オイラは逆の印象で、そこは新しいと思ったの。ジャンルは違うけど、MMORPGのAionのPKエリアがこんな感じで、PvsPをするフィールドにMOBがいる、みたいな。TPSで、これをやってきたのは新しいと感じたし評価したいですね。でも、肝心の他のプレイヤーがいないからなぁ」

一同(爆笑)

小銭「いずれにしてもバイオらしさの魅力がない、そんな印象しかないな」
パシリ「操作性は最悪ですからね」
小銭「操作性については、見事なまでのクソッぷりだよな。対人なのに、さらには敵(ゾンビ)がいるのに制止して銃を撃つって、ありえないよな。バイオハザードの操作性をそのまま持ち込んじゃだめだわ」
パシリ「バイオファンのみですよね。バイオって名前がついてればなんでもOKって人しか楽しめないゲームになってる」
小銭「バイオって名前に釣られて発売日に購入したのは我が輩ですが? 何か言いたいことあるか?」
パシリ「……」
イージー「バイオハザードしてないじゃんって感じ。ゾンビがでてきて、PCがでてきてバンバン撃ち合う、これのどこがバイオハザードしてんの? 反則だろ。バイオの名前を使ちゃだめだわ」
小銭「バイオの名前を使った、クソゲー。スト4がムチャクチャ良かっただけに、カプコンの株を下げた、そんなマイナスな印象しかないわ……」
イージー「まぁ、バイオハザードマーセナリーズは450円(購入時)だからね。あまり期待しっちゃいけなかったのかもしれん。その点ケイオスは……」
パシリケイオスリングですか……。かばうわけじゃないですが、たぶんケイオスは容量を小さくするために、あんなマップを使いまわすゲームデザインにしたんじゃないですかね? iPhone3Gにも対応しているようですしスペック的な制約はあったかと」
イージー「グラフィックぐらいかな……」
パシリ「えっ、グラフィックよかったですか!? グラも使いまわしじゃないですか」
イージー「そこぐらいしか褒めるとこがないって察してくれよ……」
小銭「ペアバトルっていう発想はよかったとは思うけど、見事に企画倒れに終わったきがする。まぁ、目立ったバグがなかった=1500円クオリティーって感じかな!?」
パシリ「群像劇みたいなことをやりたいってことはわかるんだけど、普通はスタート地点が異なってたり、MAPが異なってたりしますよね。同じMAPで、ほぼ同じようなストーリーでやることがほとんど一緒って……」
イージー「スタートから意味がわからなかったし」
パシリ「あれはスタート時には理由がわからなくてもいいんですよ。最後にわかるっていうストーリーだし。でも最後までいけないじゃないですか。イライラして。あっ、生意気いってすみません」(ぺこぺこ)
小銭「やりたくねーからね。25%で挫折したし」
パシリ「RPGって、次をみたい、早く次に進みたいってある意味中毒性があると思うんですが、クリアーどころか続きをプレイするのが苦痛になってきますからね……」
イージー「最初のキャラで、もうやりたくない。おなか一杯状態だからね。続きをやりたくないRPGって致命的だよね。どうせなら、1回のストーリーで、全部のキャラをプレイするようにすれば、まだかわったかもしれないけどね」
パシリ「やりたいことはわかるんですが如何せんね……」
小銭「続編でてるけど」(苦笑)
イージー&パシリ「やりたくねー」
小銭「強制的に二人にレビューさせようかな」
イージー&パシリ「……」
パシリ「でも、けっこう売れたんですよね!? 当時、iPhoneのアプリとしてオリジナルのRPGがなかったこと、リリースは知名度&ブランド力があるスクエニ、価格も強気の1500円。そりゃ期待して買った人も多かったでしょうね」
イージー「スクエニ大好きだったんだけどな……。こんなクソゲー作るなら、焼き直しでいいからロマサガ出してほしいわ。絶対に買うから出してくれ」
小銭「マジでクソゲーだったな。パズルとか、なんだこれ? て感じだったもんな。同じ謎解きやるならセイクリッドオデッセイぐらいやらなきゃだめっしょ。担当クリエイターにゼルダの伝説プレイしたことありますか? と聞いてみたいわ」
パシリ「セイクリッドは面白かったですね。あれはスゲーありですよね。久々にゲームやりながらメモとりましたよ」(笑)
小銭「確かに面白かったよな。階段ダッシュがムチャクチャ辛かったけど」(苦笑)
イージー「あれはね挫折しかかったな。間に合った! と思ってガッツポーズしようと思ったら押しすぎちゃって……。あれ? うゎッ、ストッパーねーのか!? みたいな。マジであの瞬間は泣きそうになったわ」
小銭「あー、あれね。怒り狂ってiPhoneを床に叩きつけたわ」

パシリ&イージー「……」

パシリ「オイラは燭台。あれで3~4時間は悩みましたよ」
イージー「操作性に若干の難はあったけど、全体的に良くできているし、良いゲームだったのは間違いないね」

十人十色!? レビューアーの心を魅了したゲームも三者三様

小銭「皆に聞きたいけど、一番よかったゲームはなに?」
パシリ「点数が高得点だったわけじゃないけど。リアルレーシング2ですね」
イージーイノティア戦記3かな。小銭ちゃんは?」
小銭オーダー&カオス オンライン。ぶっちぎりですね。まぁ、ストレートレビューした中で選ぶなら、10点つけたアラロンスト4っかな」
パシリ「たしかにオーダー&カオス オンラインは面白いですよね。ただ携帯ゲームじゃないんですよ。PCでリリースされているMMORPGと比較しても遜色ないクオリティーの高さですし。ただあまりにも凄すぎちゃって、携帯で遊ぶゲームらしさがないじゃないですか。そこがオイラにはね……だったらPCでいいじゃんって」(笑)
小銭「簡単にそういうけどさ、PCのゲームと遜色ないクオリティーを実現したのがスゲーのよ。MMOを持ち歩けるんだぜ。まぁ、内容はワールドオブウォークラフトのパクリだから独創性はゼロだけどさ。でも、このタイトルを通じて、さらにロフトって凄いと思ったよ。だってFF14なんてあんだけハイスペックPC要求しといてクソゲーもいいとこじゃん。それ考えたらロフトって技術力は高いよね」
イージー「たしかに技術力は高いね、安定感抜群だもん。ロフトのどのゲームをプレイしても一定以上のクオリティーはあるしさ」
パシリ「ちょうどロフトの話がでてきたからら、小銭さんに聞きたいんですけど、そこまでロフトを絶賛しておきながら、なぜインフィニット レガシーの点数が低いんですか?」
小銭「レビューにも書いたけど、単純にあの手のRPGには飽きてるのと、後はポーションなどのアイテムが選択しにくいなど、UIに難あり=減点対象って感じ」
イージー「インフィニットは操作系のカスタマイズができればもっと高得点だったと思うんだよね」
小銭「プレイする側への配慮がちょっと足りなかったかなぁと。痒い所に手が届いてなかったから減点したってかんじ。あとゆとり仕様なのがね。序盤のミミズがムチャクチャ強かったのと、後半、ちょっと強い中ボス? がいたぐらいで、あとは全部ヨワヨワの敵ばかりだったじゃん」
パシリ「あー、序盤のミミズですか!? あれハンパない強さでしたよね。ビビリなパシリはてっきり避けるものだと思っていましたよ」
イージー「毒にされて一瞬で死んだよ」
小銭「強くなって戻ってくるじゃん。きっちりぶっ殺したぜ」
イージー「俺もボコボコにしてやった」(笑)
小銭「あとは装備の概念がね……。ボス直前まで裸のキャラいたし……。ゲームバランスの悪さなんかも減点対象だったかな」
パシリ「一本道ゲーの悪いところ、てんこ盛りってかんじですかね」
イージー「俺はそこまで悪いとは思ってないんだよね。特にコマンド入力に関しては、これまでレビューしてきたRPGの中では一番完成度が高いと思った。タップでやることを考えるとリズミカルに入力できたし、ムチャクチャやりやすかったよ。まぁケイオスやったあとだったから、よけいに良く感じたのかもしれないけどさ。(苦笑) あっ、そういった意味ではアラロンも操作性はよかった。とんでもないバグがあったけど、それを差し引いてもムチャクチャ面白かったね」
小銭「話の流れをぶった切って悪いけど、ケイブのシューティングは? 二人ともムチャクチャプレイしてたじゃん」
パシリ怒首領蜂大復活、超~面白かった。あれはね1000円でも安いぐらい」
イージー「個人的にもケイブは大好き。携帯のジオラマもずーっとやってたからな」
パシリ「ケイブの弾幕ゲーはね、見ていても楽しいですからね」
小銭「たしかに良作なのはわかるんだけど、シューティングゲームはジョイスティックでやりたいんだよな」
パシリ&イージー「それいっちゃだめ」(苦笑)
小銭「バーチャルパッドでシューティングやるぐらいなら、基盤買うわって」(笑)
パシリ&イージー「……」
イージー「他に気になったタイトルとかは?」
小銭「隠れた名作はダンジョンレイドかな」
イージー「おっ、ダンジョンレイドね。これは相当やったな。レビュー担当じゃなかったのに、ずっとプレイしてたもん。結局、レビュー書いたけど」(笑)
パシリダーククエスト2はストーリーがすごくよかったですよ」
小銭「フィールドの移動中、いたるところにひっかかるのがネガティブ要素ではあるが、アクションRPGとしてはたしかに面白かったな」
イージー「他には?」
小銭マンハッタン・レクイエムもよかったよ。ガキの頃、PC88かPC98でプレイしたことがあるゲームなんだけど、このコマンド選択式のRPGは古いが新しい。いまの子供たちがやったら新鮮だと思うんだよね」
イージー「あれ、面白いね! ゴールデンウィークに帰省するとき、電車の中でずーとやってたわ」
小銭「ところでパシリはいま何のゲームやってんの?」
パシリ「オイラはメモリーズオフ6~T-wave~をプレイしてます」
小銭&イージー「おぉぉぉぉぉぉ! 恋愛モノきたー」
小銭「2200円だっけ?」
イージー「高っけー!!」
パシリ「好きな人はすごくハマるゲームだと思いますよ。恋愛モノでも、シュミレーションでもなくノベルゲーですしね」
小銭「違いがよくわかんね……」(汗)
パシリ「女の子を攻略するというより、ストーリーを自分で組み立てていくって感じですかね。人気シリーズだけあって内容はかなり密度が濃くてオススメです。ただ最近の恋愛モノは、恋人になるまでのプロセス云々よりも、恋人になってからを楽しむラブプラスのようなものが人気ですけどね……」
小銭「やってねーから、そんなこと言われてもわかんねーよ。つーか、この手のゲーム生理的にだな……」
イージー「2200円だからな……買うのにも勇気がいるぜ……」
小銭「そろそろまとめないと、スペース的に厳しいみたいなので、最後に一言づつ」
パシリ「アプマガに参加する前は、携帯ゲームならこんなもんでしょ? ってゲームばっかりプレイするんだろうな……って思っていたんですが、携帯ゲームなのにここまでできるの!? って驚かされるアプリの連続ですからね。携帯電話で楽しむゲームの価値観が変わりましたよ! あっ、生意気いってすまいません」(ぺこぺこ)
小銭「たしかにクオリティーは日々あがっているよね。一昔前なら多少操作性が悪くても、iPhoneだししょうがないか……て思われているのに、いまじゃ操作性が良くて当たり前! になっているからね。製作者側のハードルは確実にあがっているよ」
イージー「クオリティーが高いものを求められるけど、価格はロープライスというね。これで採算とれるんかね。ロフトは115円セールやってくるしさ」
パシリ「他のゲームメーカーからみたら、あのセールはキツイですよね」
小銭「まぁ、ユーザーにとってはロープライスでゲームが楽しめるのは嬉しいけどね。いずれにせよ、iPhoneでPCと遜色ないMMORPGがリリースされたことは、ゲーム業界全体にとっていろんな意味で影響がでてくるんじゃないかな。ポータブルゲーム機(携帯電話含む)全盛の時代の到来が加速度的に早まったと思うわ」
パシリ「MMORPGは好きですけど、小さい画面でのチャットはキツイっす……」
小銭「iPad2買え!」
パシリ「……検討します」(汗)
イージー「技術力があるメーカーとそうでないメーカーが明確になっていくだろうね。しかし、俺が大好きなメーカーの技術力のなさにはガッカリしたわ……」
小銭「結局スクエニたたきに戻ると」(苦笑)
パシリ「それだけ期待しているってことですよね」
イージー「そそ、期待、そして愛情の裏返しってやつさ」(笑)

(了)  2011年6月16日  東京某所にて

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